*皮膚科よりお知らせ*水いぼの治療について、ご説明いたします。

 水いぼは別名伝染性軟属腫といい、ウイルスが原因です。

では、なぜお子様に水いぼはできやすいのでしょうか。
もともと健康な皮膚であれば、水いぼが出来ることはあまりありません。しかし、皮膚というバリアが壊れてしまうと、ウイルスは皮膚の中に入りやすくなり、その結果水いぼを作ります。

お子様の場合、1歳前後から、小学校低学年までは、肌は乾燥していることが多く、痒みを伴うため、無意識に掻いてしまいます。当然バリアが壊れ、ウイルスは皮膚の中に入りやすくなります。集団生活をしている中、水いぼにかかってしまうのは、ある意味仕方がないのかもしれません。

また、水いぼのでき始めも、とてもかゆいため、人は無意識に掻いてしまいます。白い芯(ここにウイルスがいます)が飛び出し、身体の他の所に移ります。そして、新しい水いぼをつくります。(わきの下や、肘の内側に集中してできるのはこのためです。)

本題です。当院での水いぼの治療について、ご説明いたします。水いぼは半年から3年ぐらいの間で自然治癒しますので、無理に治療をせず、かゆみ止めのクリームで様子を見ることも多いのが実情です。ただ、初めに3,4か所だけだった水いぼが、1年後に100個以上増えてしまい、当院で何とかできないかと、相談をうけたケースもありました。

当院では、ご家族の希望があれば、数が少ないうちなら、積極的に専用のピンセットを使用して、水いぼを取っていきたいと思います。疼痛がないように、事前に、御自宅で局所麻酔薬の貼り薬を貼って頂き、1時間~1時間半後に痛みが無いようにしてから行います。(麻酔のシールは保険適用外になります)。また、漢方薬の内服も行っていただきます。(漢方薬内服だけで、3週間でみずいぼが消えたケースもあります。)

まず診察を受けて頂きます。(皮膚科診療時間であればいつでもかまいません。)ピンセットによる除去が、可能と診断した場合、麻酔アレルギーが無いかを確認後、麻酔テープを購入して頂き、テープの貼り方を指導いたします。後は予約した時間に合わせて自宅で麻酔のシールをお子様に貼っていただき、来院後ピンセットによる除去を行います。

ピンセットによる除去は月、水、金曜日午前1人、午後1人計1日2人の完全予約制とさせて頂きます。

残念ながら水いぼの数が多い場合には、ピンセットによる除去は困難です。しかし、お母様のご協力があれば、(即効性はありませんが、)ある手段により、疼痛も少なく、自然経過よりも早く治せる場合もありますので、診察時にご相談頂ければと思います。

その他、ご質問がございましたら、HPから、あるいは電話にてお気軽にお問い合わせください。